掛け時計の修理

我が家は、かつて新築マンションを購入した時から丸12年、ずっと動き続けている掛け時計がある。妹夫婦からのもらいものだ。しかし、2ヶ月以上前になると思うが、突然妻から「時計を壊した」と連絡を受けた。


不注意による歯車落下という事だろうか。電池交換のために電池部分だけのフタを外せば良かったものの、時計の裏ブタ全体をドライバーを使って外し、その後突然の来客で、急いで時計を移動させようとした時に中身の歯車が幾つか外れて飛び出したという事らしい。どの歯車をどう戻せば良いのか、素人では分かるはずがない。

時計の修理というと、まずヨドバシを思い出した。修理のためのポイントが結構残っていたので、ポイントを使えると思った。妻に重い大きな時計を担いでわざわざ梅田へ行ってもらった。しかし、結果はNG。取り扱っていないとのこと。そして、近くの百貨店の時計売り場に行くと、すでに交換部品が無く、修理は受け付け出来ないとの事だった。

仕方がないので、新しい時計を買う方向で検討に入った。今回分かった事、それは我が家の時計は、結構珍しい時計だったという事だ。シチズンと書いてあったが、実際は「リズム時計」という会社が製造したものである事、今でも同じコンセプトの掛け時計が（たった3種類だが）販売されているが、どれも高価で2-3万円する事、しかも私がいいなと思った時計と妻が欲しいと思った時計が合わず、購入にはもう少し検討のための時間がかかりそうだった。

そんな中、恐らく部品は揃っているはずなので、正しく組み立てさえしてくれれば復活すると思い、リズム時計のお客様相談室へ相談させて頂いた。すると返ってきた答えは「やってみます」という事だった。土日はメールのみの対応との事だったが、丁寧にメールで返事を頂き、誠意を感じた。

結果、送料は行き帰り両方こちら負担だが、修理代自体は500円と非常にリーズナブルだったと、一昨日、妻から報告の電話をもらった。

本当に直ったかどうかは、今後の時刻のずれ具合によると思う。リズム時計では、丸1日くらい、時刻がずれないかどうかの検証まで実施したと（妻から）聞いた。わずか500円でそこまでやって頂いたらしい。リズム時計さん、本当に有難うございます。

先日自宅に帰った時、いつもの場所に掛け時計がないので、一瞬オロオロした事が何度かあった。今度自宅に帰った時は、もうオロオロしないだろう。

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