久しぶりにCDをレンタル [単身赴任]
単身赴任先での週末は、心身ともに疲れを癒す必要性を感じている。テレビはガチャガチャしている感じがするので、落ち着いて音楽を聴きたいなと、最近は思っていた。
そんな中、久しぶりにCDをレンタルした。
クライマックスベスト フォーク
http://www.sonymusic.co.jp/jlist/compilation/MHCL-2491
最新レンタルベスト40の中に入っていたので手に取ってみた。すると懐かしい曲が目白押しだったので思わず借りてしまった。古い曲が入ったベスト版は、各レコード会社の思惑があって、ユーザー目線で本当の意味でいろんな曲が入っていないというイメージがあったが、これは本当にユーザー目線で曲を集めている感じがした。
どうして借りる気になったか、キーとなった曲を挙げる。
雪
白い冬
夕暮れ時はさびしそう
冬が来る前に
20歳のめぐりあい
遠い世界に
太陽がくれた季節
どれも、リアルタイムで聞いたわけではない（と思う）。中学1年生の時に、ここ高松で長期入院をしていて、その時の楽しみが、FMラジオで流れてくる曲をカセットテープに録音する事だった。夕方6時からの1時間だったと思うが、リスナーのリクエストに応えて、最初から最後まで曲を流してくれる番組があった。最初はキャンディーズやピンクレディ、松田聖子などのアイドルの曲から始まったが、だんだん録音する曲の好みがフォークやニューミュージックというジャンルに変わっていった。聞いたことのない曲がリクエストされた時は、とりあえず録音スタートして、気に入らなければ巻き戻すという作業を繰り返した。そんな中で、世間ではマイナーだが自分の中では気に入っている曲を見つけるのが習慣になっていた。もう2度と流してもらえない様な貴重な曲をゲットした時はとても嬉しかった。この習慣は退院した後も続き、その後レンタルCD店が出てくるまで続いたのだった。
この、世間ではマイナーだが自分の中では気に入っていた曲というのが、先に挙げた曲達だ。全40曲のうち7曲も入っていたなんてすごい確率だと思う。しかも、「雪」とか「白い冬」とか「夕暮れ時はさびしそう」とか、もう2度と聞けないと思っていた超マイナーな曲が入っていた事に驚いた。「冬が来る前に」はとても好きだった曲で、このイントロを聞いただけで、当時のエアチェックで録音していた日々を思い出させてくれた。
特に「20歳のめぐりあい」を聞いて、高校大学の頃、この曲の完コピをしたことを思い出した。当時ダブルカセットラジカセというのを買ってもらっていて、ギター部分を自分で弾いてまず録音し、その後下のパートを唄って重ねて録音、最後に上のパートを唄って重ねて録音するという、非常に面倒な1人3役の録音にチェレンジしていたことを思い出したのだった。あのテープ、今でもあるかなぁ。。。聞いてみたい！
「太陽がくれた季節」という曲は、曲自体は再放送で見たドラマの主題歌になっていたので知っていたが、誰が歌っていたのかは、（親類や友人など）誰に聞いても教えてもらえなかった。カセットテープのインデックスに曲のタイトルは書けるがアーティスト名が書けず、ずっと空欄になっていたのだった。当時はインターネットなんて無かったので検索して調べるという術もなかった。そんな中「青い三角定規」の「太陽がくれた季節」をどうぞ！とラジオから聞こえてきた時は小躍りして喜んだ事を覚えている。
「遠い世界に」は、大学の頃によく行っていたキャンプの歌集に載っていた。キャンパーが歌う曲として知っていたが、その後社会人になって先輩の家に遊びに行った時に初めてオリジナルを聞いた。この曲は今聞いても名曲だと思う。この曲を聴くと、阿南で9泊10日の長期キャンプしていた頃を思い出させてくれる。
先に挙げた曲以外でも、思い出が次々と蘇った。「季節の中で」は、このCDの中では唯一リアルタイムで聞いた曲だ。ザ・ベストテンにランクインするも、ずっと出るのを拒んでいてやっと出て歌ってもらった事を覚えている。この曲が入っている「起承転結2」というレコードアルバムを、当時レコードプレーヤーを持っていなかった私が、レコードプレーヤーごと叔父からもらった事を思い出した。
とても好きだったチューリップの「心の旅」（吉田栄作が歌ったことでイメージが変わってしまったと自分では思っている）、最近になってニュース番組の終わりで流れるたびにいい曲だなと思っていた「さよならだけは言わないで」、妹の事を思い出さずには居られない「妹よ」、アットホームなコンサートに一度は行ってみたかったイルカの「なごり雪」と、自分の中ではすっかり忘れてしまっていた色々な思い出を蘇らせてくれた。
また、このCDに対する評論のサイトを見つけた。恐らく自分よりは年上の方だと思うが、勉強になったし、共感させて頂く部分が多かったので転載させて頂く。
http://www.geocities.jp/cultmandu/review05/review721.html
最後に、個人的には長渕剛の「顔」とかオフコースの「眠れない夜」とかも入れて欲しかったと思ったが、これらはCDレンタル店でアーティスト名から探せば聞けるので良しとしよう。
そんな中、久しぶりにCDをレンタルした。
クライマックスベスト フォーク
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: CD
http://www.sonymusic.co.jp/jlist/compilation/MHCL-2491
最新レンタルベスト40の中に入っていたので手に取ってみた。すると懐かしい曲が目白押しだったので思わず借りてしまった。古い曲が入ったベスト版は、各レコード会社の思惑があって、ユーザー目線で本当の意味でいろんな曲が入っていないというイメージがあったが、これは本当にユーザー目線で曲を集めている感じがした。
どうして借りる気になったか、キーとなった曲を挙げる。
雪
白い冬
夕暮れ時はさびしそう
冬が来る前に
20歳のめぐりあい
遠い世界に
太陽がくれた季節
どれも、リアルタイムで聞いたわけではない（と思う）。中学1年生の時に、ここ高松で長期入院をしていて、その時の楽しみが、FMラジオで流れてくる曲をカセットテープに録音する事だった。夕方6時からの1時間だったと思うが、リスナーのリクエストに応えて、最初から最後まで曲を流してくれる番組があった。最初はキャンディーズやピンクレディ、松田聖子などのアイドルの曲から始まったが、だんだん録音する曲の好みがフォークやニューミュージックというジャンルに変わっていった。聞いたことのない曲がリクエストされた時は、とりあえず録音スタートして、気に入らなければ巻き戻すという作業を繰り返した。そんな中で、世間ではマイナーだが自分の中では気に入っている曲を見つけるのが習慣になっていた。もう2度と流してもらえない様な貴重な曲をゲットした時はとても嬉しかった。この習慣は退院した後も続き、その後レンタルCD店が出てくるまで続いたのだった。
この、世間ではマイナーだが自分の中では気に入っていた曲というのが、先に挙げた曲達だ。全40曲のうち7曲も入っていたなんてすごい確率だと思う。しかも、「雪」とか「白い冬」とか「夕暮れ時はさびしそう」とか、もう2度と聞けないと思っていた超マイナーな曲が入っていた事に驚いた。「冬が来る前に」はとても好きだった曲で、このイントロを聞いただけで、当時のエアチェックで録音していた日々を思い出させてくれた。
特に「20歳のめぐりあい」を聞いて、高校大学の頃、この曲の完コピをしたことを思い出した。当時ダブルカセットラジカセというのを買ってもらっていて、ギター部分を自分で弾いてまず録音し、その後下のパートを唄って重ねて録音、最後に上のパートを唄って重ねて録音するという、非常に面倒な1人3役の録音にチェレンジしていたことを思い出したのだった。あのテープ、今でもあるかなぁ。。。聞いてみたい！
「太陽がくれた季節」という曲は、曲自体は再放送で見たドラマの主題歌になっていたので知っていたが、誰が歌っていたのかは、（親類や友人など）誰に聞いても教えてもらえなかった。カセットテープのインデックスに曲のタイトルは書けるがアーティスト名が書けず、ずっと空欄になっていたのだった。当時はインターネットなんて無かったので検索して調べるという術もなかった。そんな中「青い三角定規」の「太陽がくれた季節」をどうぞ！とラジオから聞こえてきた時は小躍りして喜んだ事を覚えている。
「遠い世界に」は、大学の頃によく行っていたキャンプの歌集に載っていた。キャンパーが歌う曲として知っていたが、その後社会人になって先輩の家に遊びに行った時に初めてオリジナルを聞いた。この曲は今聞いても名曲だと思う。この曲を聴くと、阿南で9泊10日の長期キャンプしていた頃を思い出させてくれる。
先に挙げた曲以外でも、思い出が次々と蘇った。「季節の中で」は、このCDの中では唯一リアルタイムで聞いた曲だ。ザ・ベストテンにランクインするも、ずっと出るのを拒んでいてやっと出て歌ってもらった事を覚えている。この曲が入っている「起承転結2」というレコードアルバムを、当時レコードプレーヤーを持っていなかった私が、レコードプレーヤーごと叔父からもらった事を思い出した。
とても好きだったチューリップの「心の旅」（吉田栄作が歌ったことでイメージが変わってしまったと自分では思っている）、最近になってニュース番組の終わりで流れるたびにいい曲だなと思っていた「さよならだけは言わないで」、妹の事を思い出さずには居られない「妹よ」、アットホームなコンサートに一度は行ってみたかったイルカの「なごり雪」と、自分の中ではすっかり忘れてしまっていた色々な思い出を蘇らせてくれた。
また、このCDに対する評論のサイトを見つけた。恐らく自分よりは年上の方だと思うが、勉強になったし、共感させて頂く部分が多かったので転載させて頂く。
http://www.geocities.jp/cultmandu/review05/review721.html
最後に、個人的には長渕剛の「顔」とかオフコースの「眠れない夜」とかも入れて欲しかったと思ったが、これらはCDレンタル店でアーティスト名から探せば聞けるので良しとしよう。
2015-02-22 11:08
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