夢が叶う！？

この夏、オートキャンプに行く計画を立てている。実は、妻にも話していなかったが、車に乗って家族でキャンプに行くのが僕の密かな夢だった。その夢がこの夏、とうとう叶おうとしている！

オートキャンプ実現までの長い長い努力の道のりを時系列に記しておこうと思う。

１．登山靴を夫婦で購入
新婚当時、本格的な登山靴を夫婦で購入した。徳島の剣山、尾瀬の至仏山、六甲山や琵琶湖周辺の山々を登る時に活用した。靴は今も現役で、家族で山歩きする時は必ず履いて挑んでいる。

２．雨合羽を購入
新婚当時、ゴアテックス製のかなり高価なものを購入した。しかし、残念ながら妻の合羽は（資金が足りず）購入しなかったため、至仏山で雨に降られた時に妻は非常に寒い思いをし、未だに文句を言われる事になった。僕は最近はゴルフにも持参し重宝している。

３．ストーブと食器類を購入
新婚当時、尾瀬に行った時や、近くの山登りに行った時に、コーヒーやカップラーメンをさっと作れる、小さいガスストーブと食器類を購入した。今も重宝している。

４．タープを購入
子どもができる前に、淀川河川敷でのBBQ用としてタープとテーブルを購入した。その後二人の娘が生まれ、今となっては（高くて）決して買えない立派なものを購入した。

５．マイカーはアウトバック
いずれこの日が来るだろうと思って、荷物をたくさん載せる事ができるワゴン型の車を購入した。

６．野外料理を子ども達と一緒に体験
長女が幼稚園に行く様になったので、'08年は滝野、'09年は六甲山で、はんごうでご飯を炊いた野外カレーを家族で体験した。

７．野外でのテント生活を体験
'08年と'11年に徳島県阿南市にて、２段ベッドが幾つもある大きなテント（キャビン？）だったが、テント生活を家族で体験した。'08年当時、次女はまだ０才だったが一泊二日で強行、'11年では二泊三日を敢行した。そして阿南キャンプは妻がかなり気に入り「また行きたい」と言ってくれた。

８．本当のテント生活を体験
今年のGW、キャンプ場に備え付けのテントだったが、初めて寝袋で寝る事を体験した。子ども達はテントでの寝泊まりを、床が固くて痛くても、家の布団や枕でなくても、とても楽しく過ごせた様子だった。家族で野外で過ごした事が、娘達が大きくなった時に、きっと良い思い出になってくれると思う。

こうして少しずつだが、高価なアウトドアグッズを揃え、妻のアウトドアに対する抵抗感を取り除き、娘二人にはアウトドア生活の楽しさを経験させてきた。そして努力の甲斐あって、今は家族全員アウトドアに前向きだ。今ならアウトドア生活の最終兵器であるテント購入に対する反対意見も無い。今なら堂々と高価なテントを購入し、キャンプに挑む事が出来る。

さあ、時は熟した。
もうすぐ僕の密かな夢が叶う。