子どもの頃の記憶３

次女に高価なデジカメを買うにあたり、思い出した事がある。

それは、親にラジカセをせがんだ事。中2か中3の頃だったと思う。いくらか覚えていないが、3-4万円はしたのではないかと思う。もっと高かったかも。

親の立場になった今となっては、3-4万円の出費は簡単に出せるものではないことに気づいた。

当時、父から（あまり覚えていないが）「どういう理由でそのラジカセが欲しいのか考えろ」と言われ、カタログのスペック表を全て読んで、他機種と比較して訴求したのを覚えている。

今は親となり、この記憶を思い出しながら、次女と接していることに気がついた。次女もいずれ親となった時には、私の気持ちがわかるだろうか。

私はその後、高校入った時には10万円以上するパソコンを買ってもらい、大学に入る頃はミニコンポを買ってもらった。共に日本橋に行って、父が店員と値引き交渉を厳しく迫って買ってくれたのを見た。

この記事で言いたいことは、父が私に対してやってくれた事は、しっかり記憶に残っているということ。パソコンを買ってくれたおかげで、情報処理の道へ進んだ。感謝したいと思う。